インバスケット思考というのがあるよ、とおしえてもらった。🏀 のことではなくて 🧺 のほうということだった。

インバスケット思考

というかんがえかたがあるとのこと。

かるくググってみたところ、インバスケットというのは Inbox 的な意味で、入ってきたタスクというか課題を時間内によりいい感じにさばくための考え方みたいなかんじと理解。

Inbox のアプリおわったけど可愛いのでずっとおいてる

なんとなくさいしょは、💣 が手渡されてチッチッチッってチックを刻む間に解体ないし別の人に渡せますか💥 という誤った短絡的な認識をしたけど、それはあまりにも荒すぎる理解なかんじ。

この考え方の説明として、あなたはこんな早急に対応すべき課題が転がり込んできたよ〜〜とか、こういう 4 つの課題が転がり込んできたよ〜〜ここであなたはどういう順番でどうする! みたいなワークショップ形式が紹介されている。

www.ntthumanex.co.jp

早押しクイズみたいな感じだけど、正解がないなかでの考え方のプロセスとか、いい成果だせましたかというところを考えるというかんじのようで、ちょっと禅問答みがある。

(※ なんか表現があらゆる方向に語弊があって正確に自分の印象を伝えられてないけど…君の心に問いかけているのです、みたいな印象を受けたということ)。

よくあるフレームワークというか A だったら B、C だったら D みたいな判断軸が提供されてるわけではなくて、正解は君がみつけたまえ、地道な日々のトレーニングが身をむすぶ! という、部活動的思考なのはおもしろいところではある。

en.wikipedia.org

思考ってあるからなにか絶対的な基準があるフレームワークだとおもえるけど、この Wikipedia の項目にあるように test とか exercise という表現だとなっとくだよね。

本とか体系的な情報で読んだわけではなくて、ググったものを斜め読みしただけだから、あまりいい理解はできてないとはおもう。意外とインターネットに情報がないものだ。

news.kodansha.co.jp

自分自身が対応できない設定になっている はいい前提におもえる。

(ほかのインターネッツのページではこの前提は紹介されてなくて、内省の特徴がフォーカスされてたけどね)。

というのも、たとえばリーダーがいきなりやってきて武力でものごとを解決しない前提になっているということで、おのずと他の人にも影響をあたえることが求められる枠組みになっているということが暗にしめされているとおもえる。

原則で言うと誰かの課題をやってあげるより、個々人をサポートしたりできるとなんかスケール的にはいいのでは〜みたいなことがよくある。(でも、そっちのほうがたいへんだともおもえるから、場合によりそうだよね〜)。

こどものケンカに空手三段の父親が乗り込んでボコボコにするのではなくて、こどもに空手を習わせるみたいなかんじ。でも大油火災がおきてるなら、自分で水をぶっかけて延焼させるよりおとなのひとを呼んで 119 して専門家に任せた方がいいよねみたいな…。

とはいえ、それが本質ではなくて、判断者になったあなたはいかにうまく考えてベストを尽くせますか、みたいなところが肝要なのだとおもう。

という理解をした。トレーニング方法ということで、実際のところ上手くできてるかとか短期的な成果向上はまた別次元のおはなしですな。

ともすれば仕事ってプロセスはどうでもよくて成果が大事なのじゃみたいなかんじでみんないってるなか、プロセスを今一度しっかり考えようねというメッセージがはいってるのがちょっとかわいいよね。さりとて、最終的にはアウトカムを大きくするための訓練なので成果至上につながってはいるよね。

ところで Inbaskets という名前の、時間制限で一日一問インバスケット思考の問題を出すアプリをつくるのはどうかな?

www.in-basket.jp

なんとなくググってたら Web テストとか問題集みたいなのは提供されてると知る。

こういうの調べてるときいっつもそれ自体よりこういう謎アイデアに横道それて終了するので、そういう僕にはほかにも必要なトレーニングがありそうだ。